【お仕事】月100時間残業って実際のとこ、どんな感じなの?
絶滅危惧種である社畜のねこやしきです!
10月は16記事しか書けませんでした。それもこれも残業しまくっていて、記事書く時間が無かったんですよね。。。。
なんと、10月の残業時間118H!
118Hとは、社畜のお手本のようですね!しかも残業代は2Hのみ。
パチパチパチパチ~
おめでとうございます。
ありがとうございます。
118時間が多いのか少ないのか、実際のところ118時間でどうなの?と思っている人に何かお伝えしていければと思います。
36協定
まずは、36協定のお話し。
労働基準法に基づいて会社と従業員とで労使協定を締結する必要があります。
Wikipedia先生より
三六協定
第36条は時間外・休日労働を無制限に認める趣旨ではなく、時間外・休日労働は本来臨時的なものとして必要最小限にとどめられるべきものであり、第36条は労使がこのことを十分意識したうえで三六協定を締結することを期待しているものである(昭和63年3月14日基発150号)。 三六協定を締結し、所轄労働基準監督署への届出を行わずに残業を行わせた使用者に対して、厚生労働省は「36(サブロク)協定のない残業は犯罪です!!」とするリーフレットを配布し、周知をはかっている。
具体的には、以下のように日、週、月、年と残業時間の上限が決まっています。
また、違反すると罰金などの処罰もあります。
週:15時間
月:45時間
年:360時間
但し、臨時的措置として再契約すればこの限りではありません。
(上限がおおよそ2倍まで再契約できます)
100時間残業を国は認めている!?
現在政府が進めている「働き方改革」その一環で、時間外労働についても議論されています。大手広告代理店の電通の件もあり時間外労働について、規制を強めている印象があります。
しかしながら、政府が打ち出したのは、月100時間未満、2か月平均80時間未満という意味不明な案。
80時間が過労死ラインと言われていますので、政府はサラリーマンは〇ねという事でしょうか。ある意味で働き方は改革されていますけども。。。
実際118時間残業してみての変化
118時間とはどのくらいでしょうか
所定労働時間(10月)
10月:稼働日21日、休日10日
労働時間:8H/日 x 21日 = 168H/月
通勤時間:往復1H x 21日 = 21H/月
お昼休み:1H x 21日 = 21H/月
だいたい210時間くらい会社に時間をかけている事になります。
実際の勤務時間にはカウントされませんが、会社に行くための移動時間、会社に居るお昼休憩も実質は会社の為にしており、自由に使える時間ではないので計算に入れています。
私はここに+118Hして、328Hという事になります。
単純に稼働日21日で割ると、15.6H/日
1日24Hなので、8.4Hの自由時間がる事になります。
(しかも休みはきちんと休める)
案外楽勝じゃね?
いやいやいや、8.4Hの中には、睡眠、食事、着替え、お風呂など諸々入ってますからね。私の場合、朝の準備するのに1H、夜寝るまで2H必要としていますので、睡眠はMAXで5.4H
それでも楽やろ?軟弱者め!
と思う方々、実際に以下のような体調変化が起きてくるので、数字では見えない疲労感、疲弊感が半端ないんです。
肩こりがつらい
1日の内、13H以上会社でPC見て作業をし会社外でもスマホやPC見てます。
肩がカッチカチやぞ!姿勢も悪くなって悪循環。
目が疲れる
ずーっとPC見てるから目が見えなくなる。ピントが全然合わなくなるんですよ。
ドライアイが悪化して、SANTE FX NEOを使っても、全然スッキリしない。
眼精疲労のせいで、若干頭痛もする。
いつどこに居ても会社の事が頭から離れなくなる
起きてから寝るまで、常に会社の事が頭をよぎるようになります。
全然気が休まりません。
休日が休日じゃなくなる
平日は睡眠不足なので、休日はほぼほぼ寝て過ごすようになります。
よって、全然リフレッシュすることが出来ません。
起きたら起きたらで会社の事ばかり考えてしまって、休んだ気になれませんでした。
会社に行かなくても良い理由を考える
電車乗りながら「電車事故んないかな」とか、「北朝鮮早く核ミサイル打ってこないかな」とか、外的要因による会社行かなくていい言い訳を常に考えるようになりました。
仕事とか会社意外の事が全く頭から離れなくなり、全然リフレッシュできないので日に日に擦切れる感じがしました。自分が削られて無くなっていく感じです。
受けたダメージはホイミで回復できますが、最大値が下がったらどうやって上げればいいのか。いのちのきのみか?
私の自己ベストは280H
私は過去280H時間残業なる偉業を成し遂げたことがあります。
しかも1か月単月ではなく、1年間毎月。
その時はなぜかそこまでツラい感じはしていませんでした。
20代前半だったので、単純に若かったという事もあると思います。しかし、それだけではないと思っています。
280H残業をしていた時は、土日も無く会社に寝泊りする事さえありました。
その時のプロジェクトを何が何でも完成させるんだという強い思いで、私だけではなくチーム5~6人全員そんな感じで仕事をしていました。1STEP終わるごとに、みんなで喜び合って、さらに次のSTEPに行く。着実に進んでいるという実感と仲間と一緒に何かを成し遂げているという実感があり、充実していました。
しかし今回はどうでしょう?やってもやっても終わりは見えず。出口のない迷路に迷い込んだようでした。しかも1人でひたすらやる仕事。
やる→報告→ダメ出し→やる→報告→ダメ出し→・・・・・
何がゴールなのか。答えはどこにあるのか。めちゃくちゃツラい。
ちょっとここら辺でまとめます。
すみません。まとめの方向へもっていき方が分からなくなりました(汗
つまり、メンタル面で残業のツラさ度合が変わってくるのだと思います。
嫌な飲み会3Hは地獄の如き時間ですが、好きな人とランチ1Hは一瞬の出来事に感じられるのと同じような事だと思う。
「軟弱もの」「俺が若いころは・・・」「最近の若者は・・・」「ゆとりかよ」
「仕事に対する意識が薄い」
こういう事を言う人がいるのも事実かと思います。そうやって残業させる事になんの意味もありません。その人には家族がいて、その人がいなくなったら家族はどうなるのでしょうか?
頭いい奴ばっかり集まったエリート集団なんだから、政府にもしっかり考えて働き方を本当に改革していただきたい。
そして私の残業は11月も続くのである
(´;ω;`)
以上、ちゃお~ノシ