【書評】ミニマリスト、親の家を片づける
ねこやしきです
皆さんは夏休みに実家に帰省しましたか?
そもそも実家暮らしですか?
1人でダラダラしてますか?
時間があるようでしたら、こんな本を読んでみてはいかがでしょうか?
今回ご紹介するのは「ミニマリスト、親の家を片づける」です。
僕の実家も結構、モノが多い家なんですよ。
1度ものすごく頑張って綺麗にしたのですが、今ではすっかり元通りになってしまっています┐(´д`)┌
この本では、著者が実際に親(義父母)の家を片付けた14日間それぞれ何日目に、いったい何を行ったかが書かれています。
片づけの際のポイントだけではなく、親との接し方や親がおかれている環境や価値観にも配慮した片付け方が書かれています。
また、各部屋を片付ける際に「捨てても困らないリスト」という記載があって、
片づけが苦手な人でも明確に捨てていい物がわかるようになっています。
例えば、「お風呂場」の捨てても困らないリストには、
・使いかけて放置された化粧品
・歯が欠けている櫛・ブラシ類
・試供品の化粧品・シャンプー・リンス
・好みが途中で変わった・合わなくなったワックス・ムースなどの整髪料
などなど
まさしく僕の実家もその通りです!って感じ
これなら具体的で、片づけ下手な人にでもわかりやすい!
親世代と子供世代の価値観の違いにも触れていて、親世代は「物を捨てない」世代なんですよね。
僕も、物を大切にするのはすごく良い事だとは思いますよ。
最初の方に書かれていた、捨てた物が拾われるエピソードを読んだとき、僕の実家だけじゃなかったんだと衝撃的でした!
僕自信は割とミニマリスト寄りの生活志向なので、不要な物はすぐ捨ててしまうのですが、ある時捨てたはずの衣服をおばあちゃんが着てた時を思わず思いだしました(笑
こんな風にすれば、そんな捨てない親世代でも捨てれちゃうよっという方法も書いてあります。
この本「ミニマリスト、親の家を片付ける」は、片付ける事だけが目的ではなく、片付けを通して親と定期的にコミュニケーションをとる事の大切や、片付けた後の暮らしの事までしっかり書かれています。
モノが多くて転倒の危険性があったり、賞味期限が切れた食品を食べたりしるような環境ではなく、親にはやっぱり安全で衛生的な暮らしをしてもらいたいですからね。
考えたくはありませんが、親に万が一が起きた時に大切な書類の置き場所もわからないようでも困りますし。
親の家を片付けたい人にはもちろんおススメですが、自分の部屋を片づけるにもこの本はおススメです。
この夏、実家に帰省して時間が有り余っている方は、親と一緒にお片づけしてみてはいかがでしょうか?
背表紙側の帯に5原則記載ありましたので、載せておきます。
以上、ばいばい